AFFスズキカップ2018、ベトナムが10年ぶりに東南アジア王者に返り咲く

月曜日 - 17/12/2018 04:33
AFFスズキカップ2018は12月15日、ベトナム代表とマレーシア代表の決勝2ndレグがベトナムの本拠地ミーディン国立競技場で行われた。
AFFスズキカップの応援団
AFFスズキカップの応援団

AFFスズキカップ2018は12月15日、ベトナム代表とマレーシア代表の決勝2ndレグがベトナムの本拠地ミーディン国立競技場で行われた。試合はホームのベトナムが1-0で勝利。2試合トータル3-2(2-2、1-0)で、ベトナムが10年ぶりの優勝を決めた。
 

 今大会で両チームが対戦するのは、これが3回目。グループリーグではベトナムがホームで2-0の快勝。8万人のマレーシアサポーターで埋め尽くされた決勝1stレグは2-2のドロー。決勝1stレグでアウェイゴールを2点奪っていることで優位に立っていたベトナムだが、2ndレグでも守りに入ることなく、立ち上がりから攻撃的な姿勢を見せた。

 すると、開始早々の6分、MFグエン・クアン・ハイからのクロスを、FWグエン・アイン・ドゥックが鮮やかなダイレクトボレーで決めて、ベトナムが先制。早い時間帯でのゴールで、精神的にも落ち着いたベトナムはその後、得意の堅守速攻に戦術を切り替えて、相手の攻撃をいなしつつ、カウンターから追加点を狙う。もう後がないマレーシアの猛攻に何度か冷や汗をかく場面もあったが、なんとか無失点でしのいで、ベトナムが1点リードで前半を折り返す。

 後半に入ると、マレーシアがさらに攻勢を強めて、ベトナムゴールに襲い掛かる。しかし、守護神ダン・バン・ラムを中心としたベトナム守備陣が、この日も鉄壁の守備を見せて、相手攻撃をシャットアウト。試合はこのままベトナムが1-0で逃げ切って、2試合合計3-2とし、10年ぶりの東南アジア王者に返り咲いた。

 年初のAFC U-23選手権の準優勝、夏のアジア大会ベスト4と、大躍進を遂げたベトナムサッカー。今年最後にして、最も重要な大会で、優勝という最高の結果を残すことができた。試合後は、貴賓席で観戦していたグエン・スアン・フック首相がピッチに降りてきて、ベトナム代表選手たちやパク・ハンソ監督を祝福した。翌日の新聞一面は全てベトナム優勝を報じ、優勝までの軌跡や歓喜に沸く全国のファンの様子などを紹介した。














































情報源: ハノイ日本語ガイド・通訳の集め:

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